もらとりあむ
ちょうど1ヶ月たった、モラトリアム法案に関して。
当初その法案のことを知ったときは驚きました。政治家がそういうことを言い出したことについて。
そんなのもん、個別債務者と銀行とのビジネス上の契約の履行の問題やろ、というのが私の感覚です。骨抜きになって何となくほっとしております。
消費者金融に対する総量規制等を含め、公権力が過度に介入している気がします。明日の手形が決済できるなら、年30%でも借りる人はいくらでもいるし、借りられればお互いハッピーだしね。
モラトリアムの話の影響かはわかりませんが、最近は金融機関もリスケに対しては寛容なようです。
ただ、当面をしのいだとしても、何年後かに元金の支払いが再開したときでも利益を出せないと問題の先送りに過ぎません。
そのころには金融機関の体力も戻っているから、そこで改めて処理すればいい、という発想なのでしょうか。
いずれにせよ、今後も、不良債権ビジネスは注視しておきたいと思います。
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